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ブランディングの正体とは?

プレファレンス(商品に対する好意度)を高めるために①ブランドエクイティ×価格×製品パフォーマンスが必要だと前回のブログで書きました。この中でブランドエクイティ(※エクイティとは資産の意)はブランイメージとも言い換えられ、消費者がその商品やサービス、店名を聞いて何を頭の中にイメージするかということです。(※詳しくは前回ブログ参照)

そして、これを戦略的にコントロールすることがブランディングに他なりません。ブランディングとは消費者にどんなイメージを連想させるかを競い合う頭の中を巡る戦いなのです。

よく簡単にブランディングを強化せよ、と言いますが、それは一朝一夕にできるものではありません。エルメスにしてもルイヴィトンにしても、はたまたユニクロや吉野家にしても長い期間、商品を磨き、顧客とコミュニケーションを取り続けた賜物だといえるからです。

ただ以前のように広告宣伝が巨額の費用を掛けられる大企業だけのものだった時代から、今では誰でもSNSを使って費用をかけずに情報発信できるようになりました。中小企業は大企業と比べて商圏やターゲットが限られます。日本全国ではなく、市町村。その中で~志向を持った消費者に情報発信するためなら個人でもコンタクトが可能になたといえるのではないでしょうか?

話しはブランドイメージに戻ります。ブランドイメージの中でもとくに顧客の購買行動(買うか買わないかを決める)を左右するブランドイメージを戦略的ブランドイメージといいます。この買うための必然となるブランドイメージをどう作るのか、これは次回にお話しします。